算数の授業開きをどうするかは毎年の先生方のお悩みではないのでしょうか。
計算のきまりを発見する楽しさを味わう教材を扱うことがよくありますが、実は算数好きな子にはいいのだけれども、四則計算が苦手な子にとっては、計算するということが意欲を削ぐ一因となることもあります。そこで、算数の既習知識の差に左右されず、算数の楽しさを味わえる授業びらきを紹介します。
『輪っかが大変身』用意するもの
・ハサミ
・のり
・短冊
やり方
①短冊にのりをつけて、輪っかを作る。
②2つ輪っかを作ったら、のりで2つの輪っかをくっつける。

③一つの輪っかを真ん中から切る。

④もう一つの輪っかも真ん中から切る。
⑤切って開くと不思議な形に。
授業の流れ
①先生が手本を見せる。まずは輪っかを一つだけ作って、半分に切ることを伝える。この時、児童にどんな形になるのかを予想させたい。

②次に、2つの輪っかを作って、のりで貼る。そのあと、輪っかの真ん中をハサミで切ることを伝える。再び、子どもたちに予想させたい。

③子どもたちに予想させた後、実際に輪っかを切る。この時、1つの輪っかだけを半分に切って、子どもたちに見せるのがポイント。ここで再び子どもたちにどんな形になるのかを予想させる。

④ここで、子どもたちに自分で作ってもらって、予想を確かめる時間をとる。

結果が分かった子どもたちは、次はどんなことをしようか自分たちで考え始めていることだと思います。そうじゃなかったら、教師側から「3つ繋げたら?」と問いを投げかけてもよいでしょう。
⑤それぞれの興味関心に応じて、試行錯誤する時間をとる。

この授業を通して伝えたい価値観
授業開きはその教科の大切な価値観を伝えるという役割もあります。この授業で伝えたかった価値観は以下の通りです。
・実際に確かめることの大切さ
・結果が分かった後に自分たちで「だったらこうしてみたら」と発展的に考えることの大切さ
・友達と話し合うことの大切さ


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